皆さん、こんにちは。これから発表を始めたいと思う。
発表のトピックは日本人のアイデンティティに関することだ。最も詳しく言えば、ハーフと在留邦人に関する発表だ。「ハーフ、在留邦人などは日本人として認めるべきか?」また、「日本人というアイデンティティは何だろうか?」などのことに興味がある。
実は、私の母も日本人なので、「私はハーフです」ということは当たり前だと思い込んでいた。しかし、大学時代に、ある先生と話し合っている時、何故あなたが半分日本人だと思うのかと聞かれた。その時から、自分のアイデンティティについて考え込んだ。従って、このプロジェクトの目的は様々なハーフや在留邦人の面談などを読んだりして、文化的なアイデンティティは社会的な事だけではなく、個人的な経験、特徴などとも関係があるということを示したいと思う。
日本は単一民族のイメージがあるが、本当にそうではない。様々な日本人によると「日本人」と言えば、言語とエスニシティに関する一定の特徴が定義される(Kamada 2009, xvi)。しかし、そのイメージがあるせいか、ハーフはアイデンティティコンプレックスを抱くことが多い。特に日本の場合、「出る杭は打たれる」という表現があり、ハーフの子は容姿を変えられないので、日本の行動特性の規範に即そうとする(Kamada
2009, 5-6)。結局、即しても、即さなくても、色々なハーフの容姿や名前は違うので、アルバイトを申し込んでいる時も住民票が必要になった(Kittaka
2013)。それで私は、ハーフ全てのアイデンティティを認めることが必要だと思う。
具体的に、認めるか認めないという問題では、日本の人種差別を示すと共に日本の多様性を示すと思う。日本の人種差別を解決できるとは限りないが、せめて昔からずっと日本人の血統がある人といわゆる純日本人という人が珍しいのを認めるが大事だと思う。「純日本人」という時、「日本人」と異なっている。「純日本人」の血統と文化と国籍の全部は日本人だけではなく、血統は大和人のみだ。しかし、「日本は古くから多くの民族と接触し、アジア地域のさまざまな民族との混血を繰り返して」いる(Kubota 2015, 160-161)。もう一つ問題は、もし日本人がハーフを「日本人」として認めたら、ハーフの子も日本人として認められるし、日本に引っ越したいと思う外国人が増える可能性も高まるだろうし、過疎化の問題も解決される可能性が高まると思う。この場合、認める日本人と話す時、日本の血統と文化と国籍がある「純粋な日本人」について話している(Kubota
2015, 161)。2015ミス・ユニバース世界大会の日本代表に選出された宮本さんが言った通り「純日本人は本当に少なくなる!革命を起こしたい」(AFP
BB News)。結局、「日本人」の定義といえば、確かに血統と文化と国籍と関係あるが、全部を持っているとは限らない。特に、日本人の血統と文化はもう単一ではないから意識しながら日本人のことを考えるべきだと思う。
抽象的に、アイデンティティというのは大事な事だと思う。いわゆる帰属意識というようなグループのメンバーの意識は人間として必要だと思う。しかし、国籍アイデンティティといえば、危険なところがあるし、「国籍アイデンティティ」という考え方はグローバル化に脅されている。脅された点や危険なところは主に民族主義と関係ある。歴史的に見ると、民族主義というのは民族大虐殺と同化政策の原因となっている。現在の場合、ハーフがうまられている現象は虐殺までは行けないと思うが、同化政策の問題に気をつけるべきだと思う。同化政策というのは、優位性の正当化に利用される立場から植民地や占領地域の人々を同化させることだ(Kubota 2015, 161)。一方、帰化といえば、自分の意志の下で他の国の国籍を取得するが、個人的なアイデンティティと関係ない。例えば、ハーフの子は日本人の子の内に入る為に、アイデンティティの一部を無視するか禁ずる可能性があると思う。もしくは、クラスメートに差別され言葉責めにあうこともある(Kamada
2009, 1)。これは子供にとって危険だと思うし、いじめが日本の大問題の一つの理由かもしれない。
日本と他の国も重国籍者のために考えるべきだと思う。現代では、純血民族は段々少なくなっていくので、まずはメディアや政府やハーフ達がハーフの多様性を示すのが大事だ。従来の主流メディアでは多文化の話は報道されることが少ないので、「ハーフ」という2013年の映画が重要だと思う(Navidi 2010)。そして、この映画のおかげで、ハーフの共同体意識は強まったと言える。一般的にハーフが少しずつ他の日本人に認められつつあるが、政府や他の施設がまだまだだと感じる。しかし、日本人や日本の政府がハーフを認めるかどうかの前に、ハーフ自身が自分の多文化のアイデンティティを認めるべきだ。そして、お互いに「ハーフ」の多様な姿も認めるべきだと思う。
Works Cited
AFP BB News. 《人種問題の「革命起こしたい」 ミス・ユニバース宮本さんの決意》AFPBB.com. http://www.afpbb.com/articles/-/3049289. (Accessed
October 22, 2018).
Kamada,
Laurel D. Hybrid Identities and Adolescent Girls : Being 'Half' in Japan. Ebook. Channel
View Publications, 2009. Accessed
October 21, 2018. http://ebookcentral.proquest.com/lib/columbia/detail.action?docID=543906.
Kittaka, Louise George. “Prove you’re Japanese: when being bicultural
can be a burden.” The Japan Times, 29 July 2013. https://www.japantimes.co.jp/community/2013/07/29/issues/prove-youre-japanese-when-being-bicultural-can-be-a-burden/#.W83cZRNKjMK
(accessed October 22, 2018).
Kubota Ryuko 久保田竜子. Language Education in an Era of
Globalization: Critical Perspectives グローバル化社会と言語教育 クリティカルな視点から. Translated by Okuda Tomoyo 奥田朋世. Tokyo 東京: Kuroshio Shuppan くろしお出版, 2015.
Navidi, Nooshin. “ ‘Hafu’ draws viewers into world of Japanese
identity.” The Japan Times, 22 June 2010.
https://www.japantimes.co.jp/community/2010/06/22/events/hafu-draws-viewers-into-world-of-japanese-identity/
(accessed October 22, 2018).
Wikipedia, Miyamoto Ariana 宮本エリアナ. Last modified 11 June 2018. https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%AE%E6%9C%AC%E3%82%A8%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%8A.
(Accessed November 11, 2018).
https://www.dropbox.com/s/po1bbq7kgo299eo/half.pdf?dl=0
ReplyDeleteコメントありがとうございました。
Delete「べき」に関するアドバイスを従い、様々な表現を使おうとします。
そして、「抽象的に、アイデンティティというのは大事な事だと思う」の理由はその段落で述べています。単純に理由は帰属意識が人間として必要だと思うからです。この理由をもっと説明した方が良いと思いますか?
よく書けましたね!前のアウトラインと比べると上手にまとめて、良くできました!近代、世界はグローバル化しているので今だからこそこのトッピクは非常に大事だと思います。特に気に入った文章は、「日本人の血統と文化はもう単一ではないから意識しながら日本人のことを考えるべきだと思う」という文章です。確かにそうですね。この文章だけではなく、筆者さんはたくさんのいいポイントを指摘しました。序論に筆者さんが「ハーフや在留邦人の面談などを読んだりして」と書きましたが、もしプロジェクトの発表に入れたらどうでしょうか?このトッピクに関する個人的な面談を聞きたくなりました。そして、筆者さんの個人的な経験もさらに聞きたいのです。どういう風に筆者さんの個人的な経験は書いた様々な課題に似てるか?似てないか?全体的にこの下書きは素晴らしい発表になると思います。本当に楽しみにしています。
ReplyDeleteコメントありがとうございました!
Delete確かに、「ハーフや在留邦人の面談などを読んだりして」を書いてしまいましたが、下書き1を書く時、少し長くなってしまいました。序論を変わらなければなりません!しかし、ポスターで面談に関して何かを貼った方が良いかな〜。考えておきます!
これはちょっと恥ずかしいですが、自分の経験はそんなに面白くないと思います。しかし、dylonleeさんは興味がありそうなので、ポスターで何かを貼っておこうかな〜。
私の経験は他のハーフの経験と似てると共に似ていないと思います。まず、私と何人のハーフはアメリカに育てました。しかし、日本に育てるハーフや様々な国に育てるハーフもいます。アメリかで多文化の人は珍しいという訳ではないが、父と似てるので私のエスニシティに困っている人が多いです。スペイン人やネイティブ・アメリカンと思われた時があります。
そして、確かに日本文化とアメリカ文化に影響されましたが、どのぐらいやどの風に影響されたのは人によって違います。例えば、母は日本語が話せません。しかし、私は子供の時、祖父母とよく遊べました。日本語学校に出席するハーフがいますが、故郷では日本語学校がなかったので、行けなかったです。
一般的に、様々なハーフがいるので、似てると共に似ていないという概念はハーフのアイデンティティと繋がっていると思います。
https://kotobank.jp/word/%E5%87%BA%E3%82%8B%E6%9D%AD%E3%81%AF%E6%89%93%E3%81%9F%E3%82%8C%E3%82%8B-577183 出る杭は打たれるというのは「才能・手腕があってぬきんでている人は、とかく人から憎まれる。」という意味ですが、このcontextではどういう意味で使っていますか。
ReplyDeleteコメントありがとうございました!
Deleteそうなんですか。このコンテクストでは目立てる人が即させられる意味で使いたかったです。例えば、茶髪の中学生と高校生は髪を黒く染めさせられる習慣があります。このニュアンスを示すことわざがありますか?